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財団の設立趣旨

組織図

総合健康推進財団の設立趣旨

人々が幸福な長寿を享受するためには、何よりも健康が大切であります。
健康に関する科学としては、医学、栄養学、スポーツ科学などがありますが、今迄の医学は疾病の治療に重点がおかれていました。

今日では健康を維持増進するためには、一人一人が医学を含めた健康に関する科学に基づく健康管理をしなければならないことが認識されています。言葉を云いかえますと、人間の健康についての体系的、実践的視野のもとで総合化した健康のトータルシステムづくりが個人個人に必要となっています。“病気を予防する” “健康を維持する”の二つの面について、一日も早く個人処方を作っていくことが重要と考えます。
本財団は、このように健康の科学的裏付を図ることが疾病の予防につながり、さらに福祉の向上に役立つことと信じ、人々が健康と福祉を基盤に希望と生きがいを持って明日を迎えられる社会とするため、健康の理念を追求する健康科学に関する分野の研究に助成し、これらを推進するとともに保健医療及び福祉を総合した、いわゆる「社会サービス」の事業活動を行い、もって総合的な人間科学の振興を図ろうとすることを目的として設立されました。