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応募要項

2025年度第41回一般研究奨励助成の応募要項

1.研究助成の趣旨

医療技術や医学のミクロ等の研究領域は国や多くの公益団体から補助助成が実施されているが、Field workを基本とした公衆衛生の向上や健康増進の進展等の調査研究は国の助成なども限られており、僅少ではあるが、その一端に関わることとして当財団は1985年からこの分野の調査研究に助成を行っている。

2.研究助成の対象項目

研究助成の対象は、幼少から高齢者までの住民であること、調査や研究の場はFieldを主とする。

  1. 栄養と健康
    栄養を通した健康増進に関する具体的な手法の研究
  2. 老化と健康
    老化に起因する健康障害の予防に関する研究(体力、筋力、頭脳力、行動力など)
  3. 保健対策と健康
    疾病予防:特に生活習慣病の予防および健康管理手法の開発などに関する研究
  4. 衣食住と健康
    衣類の衛生、食中毒の予防、シックハウス病などの対策に関する研究
  5. 代替医療と健康
    代替医療ならびに伝統医療などによる疾病予防に関する研究(漢方、アーユルヴェーダなど)
  6. 環境と健康
    温暖化、大気汚染、水質汚濁など、環境の変化に起因する健康障害に関する研究(地震など自然災害に起因する健康障害の予防に関する研究も含む)
  7. 福祉と健康
    高齢者や障害者の福祉施設における虐待などを含め精神的、肉体的負担の軽減及び入所者の心身の健康化に関する研究
  8. 産業と健康
    職場の環境や人間関係から発生するストレスやそれらを取りまく生活習慣病に関する研究
  9. こどもと健康
    育児・子育て、こどもの成長に関する研究
但し、原則として

  1. 疾病の診断治療に直接関与する研究
  2. 検査手法やその機器の開発
  3. バイオ細胞による研究及び
  4. 動物のみを用いた研究

は助成の対象から除外する。

対象研究費について
1.学会出席の旅費及び学会参加の費用
2.PC、統計ソフト等の費用
は助成の金額から除外する。

3.応募者の要件等

  1. 本助成は、2025年4月1日現在40歳以下の若手研究者を対象とする。
  2. 同一人の研究者による応募は1課題限りとする。
  3. 日本国内の研究機関等に所属する研究者とする。(ただし、国籍は問合わない)
  4. 選考委員会開催時点で他の団体等から助成を受けたことが判明した研究については、助成の対象外とする。

4.推薦者の要件等

  1. 大学関係
    (1)大学:学長又は学部長、研究科長
    (2)附属研究所及び研究センター:研究所長又はセンター長
    (3)病院:病院長
    (4)1~3以外の大学(研究施設等)組織:学長
  2. 大学以外の研究機関
    研究機関の代表責任者といたします。
    自らの申請案件に対して、本人が推薦者となることは不可といたします。